なおしたらまたたのしくみんなとくらしたい
これが、今の妻の願いです。
今の病気になってから、治る希望のない日々を過ごし5年半。
たかが盲腸で4日ほど入院しても、耐え切れなかった私では想像もつきません。
妻の願いをかなえる為に、私はなにも出来ません。
また、常にそばにいい続けることも出来ません。
時間が来れば、家に戻らなければなりませんし、仕事もあります。
週末には、チームにも行きます。
徐々に、子どもたちも自分の世界を作りつつあるので、私の手から離れるのが
ある程度、イメージできるようになってきました。
妻の言う、「またみんなとたのしくくらしたい」
を、イメージするとき、私の中でも6年前に戻ります。
まだ、souが中2で、娘達は小学生。
無邪気でわがままな子どもたち。
それを叱る妻、それをなだめる私。
日頃の疲れを二人で癒やすために、たまには外に飲みに行こうか?
なんて、シーンを思い出すのです。
今の子どもたち+妻が元気になった生活がイメージ出来ません。
それが、辛いと感じるようになって来ました。
なんとかして妻に笑顔を取り戻したい。
それが、私のささやかな望みであり、手のぬくもりを感じるのが
一番嬉しいひとときです。
そんな、なんとか今の生活の中での喜びを見出そうとしている私ですが
妻は、なおらなければ、目的を達成できません。
私にできることってなんだろう
2016年06月09日
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