この夏休みは、学校が耐震工事の為完全に閉鎖されていましたので、朝練は完全休業状態でしたが、ここ最近復活した練習がひとつあります。
それは、羽根打ちです。
中学硬式になってからフォーム改造の為、ティーと素振り中心の練習をしておりましたが、実戦で1打席目からいいスイングをするためには、どんな球筋でどんな球速できても崩されずに自分のスイングをするためには、前から来る物を打つ練習の方が、ティーバッティングよりも羽根打ちのほうが、有効です。
学童軟式の時代の羽根打ちは、2ストライクをイメージして、空振りしないことと打ち上げない事をテーマに打たせていました。
崩されても振り切れ。
が、テーマでした。
しかし、今のテーマは
スイングは必ずフルスイング。
崩されるなら振らない。
です。
カウントのイメージは、1-1よりも若いカウント。
つまり、打者有利のカウントでフルスイングする事が目的です。
souが凡打する時のパターンは決まっています。
中途半端に考えた結果、迷いが生まれ、体が前に突っ込んでしまうことです。
突っ込んでしまうと、左肩が下がり右脇が甘くなり、ヘッドが下がります。
羽根打ちを行う時に、投げるのは真ん中付近を狙って投げますが、羽の種類が微妙に違いますし風の影響で微妙に動く。
集中してタイミングをはかる必要があります。
その状態でフルスイングを行うのです。
今はミスショットをしても良いが、自分のスイングが出来ているかどうか。
が、チェックポイントです。
まだまだ、低めのコースに来た羽根は、やや突っ込んで打ってしまう傾向がありますが、得意なコースは一気に鋭く振りぬけていました。
学童軟式時代は、打ち上げるミスが多かったんですが、ほとんどライナー系で打てるようになっていたのは、大きな進歩だと思います。
同じ練習でも、やる本人のレベルが上がると、テーマを変えて新しい練習に出来る。とりあえず、羽根が早く壊れるぐらい思い切りフルスイングして欲しいです。
2010年08月26日
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