2008年12月15日

イージーミスをきっかけに考えてみました・・・

最近、KGSの戦績が今ひとつパッとしません。
まぁそれにはいろいろと理由はあるんでしょうが、課題は守備とバント。
それ以前の問題として、声。

という、どこのチームでも良くある課題です。

今までの経験上、この三つの課題は、試合中に言えば言うほどミスをするというか、改善されないという状態になりがちなのではないかと感じております。
特に、守備のミス。

これは、例えば、エラーとかファンブルすると言う事を指しているのではなく、
どちらかと言うと、無難にこなそうとしてしまう事を指します。
具体的に言うと、
 高く上がったフライに対して前に突っ込んで捕ろうとしない。
 イージーゴロを待って捕って、ファンブル。
 スローイングのリズムが悪く悪送球。
 せっかく止めたゴロをあわてて、さらにお手玉。

この上げたミスは、技術的なミスも中にはありますが、普通にやればなんて事の無いプレーばかり。
たとえば、ノックの時に同じ失敗をしているケースがありますが、指示をすればその場では直ぐに直るレベルです。

しかし、ここに落とし穴があるんだと思います。

つまり、1回目はミスをする⇒2回目は指示されれば直る。
これを、繰り返しているわけですが、なぜ、1回目ミスをするのか?

これは、私は心の準備が足りないのだと考えています。
それと、最低限の技術が身についていないから。

心の準備とは、緊張すればするほど出来なくなるのは、皆さんご存知の通りだと思います。

プレーに集中する事が出来れば、なんて事の無いプレーばかりです。

でも、常に集中するなんて不可能です。でも、プレーを楽しむ。この事が出来れば、最低限の集中力は確保できるはずです。

自分を知る事。この事も大事ですが、その日の初めのワンプレーを大事にする事が一番大事であると考えています。

その日のキャッチボールの1球目を大事に投げる。

その日の、ノックの最初の捕球を、自分のリズムで捕球し、スローイングする。

つまり、自分の状態を確認しながらアップする事。
自分の体と相談しながらアップする事。

試合でイージーミスが多い子供は、キャッチボールやアップの動きが雑な子供が多いです。

単純に基本的な技術を知らないだけの子供もいるでしょう。

捕球の技術、スローイングの技術。

これらの、最低限の技術と言うのは、それ程難しい事では無いのですが、自覚して徹底する事が難しいだけです。

子供によって、性格が異なりますから、自覚させる方法や徹底させる方法が違うんだと思います。

souは、いやっちゅうほど、同じ作業を毎日毎日徹底的に繰り返させて、体に染み込ませました。
つまり、習慣にしてしまえば、考える必要は無いですからね。

だからこそ、低学年の子供の方が手のひら捕球を吸収する事が早いですし、身につくのも早い。

良く子供に、
「自分からやるようにならなければ意味がないから無理やりやらせない。」
と、言って、あまり子供に干渉しない考えを持つ人が身近にもいるんですが、私は違います。

子供に自我が芽生えれば、それでよいかもしれないが、親が主導してでも練習させるほうが良い。

と、考えています。

もちろん、主導の内容にもいろいろありますが、まずはきっかけを与えて、一緒にやるだけでいいと思います。

良く、子供に飴と鞭をもって、やったらご褒美。やらなければ罰則。をする親もいるかと思いますが、私はやる事が当たり前だと思っていますので、やった事に対しての成功報酬は一切与えません。

子供は、ご褒美と罰則をちらつかせると、本来の目的を見失ってしまいやすいと思います。
それに、子供は動物じゃないんだから、ちゃんとした本来の目的を教えてあげて、やれば目的が達成できて、やらなければ目的が達成できないという事実が、きっちり出るわけですから、飴と鞭をちらつかせる必要は無いと考えています。

飴がなければやらない状態に、もしなっているのであれば、既に目的が飴にすり替わっていて、本来の目的である、上手になる事を見失っている可能性があると思います。

野球でいえば、プロになるのが目標とするならば、その道筋となる道標、それぞれの一里塚があるわけですが、その事に直接つながる事を達成するための練習を行うわけですから、その目標から外れる飴なんて、雑念を植えつけるようなものです。

プレーヤーであるならば、一番の飴と言うのは、勝利や成功という事実だけだと考えています。

勝利の味を、成功の味を練習の成果として覚えたならば、もっと貪欲に練習に意識が向き、精神的なレベルの向上が伴えば、いずれ自ら練習を行うようになり、練習のメニューも考えるようになって行くことでしょう。

コーチングとは、押し付ける事ではなく、方向を指し示してあげる事。

野球に対するモチベーションのレベルを
「出来たらいいな」や「やったら出来る」ではなく、「やらなければ目標に到達できない」という自覚に持っていってあげたいと考えています。

やる事(行動)=成功

とは限らないのですが、やらなければ始まりませんからね。

成功をイメージした練習が出来るようになれば、練習をした事、し続けた事が、自信に結びつける事が出来るでしょう。

自信はプレーの余裕につながり、声の指示も出るようになり、次のプレーの予測にもつながり、安全策、チャレンジ。状況に応じたプレーが生まれるようになると思います。

さて、言葉の少ない手話の世界のsouが、今どの段階なのだろう。
少しずつ、練習に対する意識が良くなってきているという自覚はある。
週末毎にたくさん勉強が出来ている。今、souの意識というか精神面は急成長を遂げつつある。
体だけでなく、心の部分もゴールデンエイジの時期に来ているのだと思う。
中学に入るまで時間はそれ程無いが、精神面は、この短期間に一気に伸びてくれる気がする。

自分の経験だけでなく、他人の経験も自分のように出来るようになる事が重要だと考えています。その能力がないと、アドバイスをモノにする事も出来なければ、目で盗むと言うことも出来ないと考えています。

その為に必要な心理状況とは、面白そうだな。と、興味を持つことだと思っています。

今、KGSに足りないのは、そこかも知れませんね。

12/23私が再び指揮を執ります。さて、どうしようかな〜
posted by アンバサダー at 11:18| Comment(2) | TrackBack(0) | コーチング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私も「1球目を大事にしなさい」と子供達に説いています。なぜかも。当然、おっしゃるように自分のその日の状態を知ることに繋がると思います。こういうところも大切ですよね。
私は子供達にこう言っています。「試合中はピッチャー以外はすべて1球目のプレーだ、サードゴロが来るとしても、捕って投げる、1球目だよね、失敗したからといってやり直させてくれないだろ、だからいつでも1球目を大事にすることが大切なんだよ!」

>「やらなければ目標に到達できない」という自覚に持っていってあげたい

同感です。これについても口が酸っぱくなるほど言い続けています。
今年は目標とする2つの大会のうち一つは優勝で達成、もう一つは決勝の相手との1回戦での再戦となりリベンジされてしまいましたが、子供達はきちんどこまで行くのか示してあげ且つ一緒に取り組んでいってあげれば自覚してくれる、そう感じた一年でした。来年はそのチームも分割する予定でまた1からです。
Posted by Fastballer at 2008年12月15日 23:45
Fastballerさん
コメントありがとうございます。

優勝を目標にして、それを実現するまでの道のり。
イメージできていたからこそ、導けたのだと思います。
そのイメージがある限り、来年もまた導けると思います。

私は、相変わらず中途半端な状態でチームに関わっていますので、チームを導くには至っていません。

つたないブログですがこれからも宜しくお願いします。
Posted by アンバサダー at 2008年12月16日 19:01
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