私が考える、もっとも大事な感覚とは
足の使い方でも指先の感覚でもありません
最も大事な感覚とは
空間把握能力だと考えています。
それは、視覚的な感覚なんですが、まずは目で見たものが何処にどう動くのかを
瞬時に判断できなければ、野球ってあらゆるプレーが成立しなくなります。
平面ではなく、立体的に物体の位置を把握
それに合わせて、自分の体を適切に動作させ、無理なく体を使う。
思い通りに体を使いこなす能力と、立体的に位置を把握する能力
この2つが絶対的に必要であり
その部分を伸ばすトレーニングが少ないように感じます。
実は、体を思い通りに動かす為には、バランスを崩してそのバランスを直すという経験を多く経験する必要があります。
ボディIバランスは、三半規管
空間把握能力は、視覚
これらの感覚は、脳の中で言えば、かなり原始的な部位ですので、
教えただけ、ちょっと考えただけでは、身につきません。
つまり、指導中によく言われる
「何度も同じことを教えているのになぜ出来ない?」
あたりまえです。
小脳等、原始的な部位での情報を上書きするには、大脳でちょっと意識しただけでは
身につくはずもないんです。
よく言われる、体で覚えるっていわれますが、実は小脳で覚えるってことなんです。
ですから、子供の頃から高いところに登ったり、飛んだりはねたり
ものを投げたり、当てられないように逃げたり
追いかけっこしたり
そんな、原始的な遊びをしっかりしないと、ベースである能力が身につきません。
ちなみに、私は、鬼ごっこでなかなか捕まらず、鬼になったら神出鬼没。
そんなチョコマカとした動きからついたニックネームが
ウロチョロするな!
が、省略され
チョロ
と、なりました。
息子であるsouも、ろう学校ではウロチョロしてましたので、血は争えないな